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ディープコーンステアリングのススメ



自分は「30年落ち」と中古車相場で言ったら無価値、むしろ処分料を請求されるくらい古い1980年代のクルマを未だに大切に乗り続けているのですが、それから比べたら今時のクルマはホントいたれりつくせりですよねー。

会社で使っている、中古車相場ゼロ査定のアシ代わりの軽自動車を運転するだけでも「うっわ、室内静か!」「エアコン、キンキンに効く〜!」「オートマ、超ラクチン!」「パワステ、超ラクじゃん!」と感激の嵐です。(つまり自分の愛車は全てその逆を行っている訳です・・・。)

30年前はまだ一部の高級車にしか装着されていなかった「パワーステアリング」ですが、今時、どんなクルマでも装着されているのが当たり前の世の中になりました。昔は「ケッ!パワステなんてオンナ向けの軟弱装備よ!」なんて意気がっていた人たちも、エアコンの効かない当時のクルマで真夏の炎天下で車庫入れをする時には「あ〜、パワステ欲し〜・・・」と心の中で思っていたことでしょう。

そんなラクチンなパワステが当たり前のように装備されたクルマが氾濫する中、わざわざハイスピード走行しながらハンドルを忙しなくグルグル回転させることに夢中になってしまうモータースポーツが今人気です。そう、「ドリフト」です。



一昔前は閉鎖された夜中の港湾道路や交通量の少ない山道などで若者が腕を磨くために夜な夜な集まって盛んに行われ、警察の取り締まりや地元住人の安眠を妨げる「ローリング族」として社会問題化されました。先日、長期連載が遂に完結した、AE86を駆り峠バトルで様々なライバルとドライビングを競い合うマンガ「頭文字D (イニシャルD)」の影響も大きかったと思います。



最近ではエコカーブームと若者のクルマ離れが影響しているのか、一昔ほど街中でドリフト仕様のクルマを見かけることも少なくなりましたが、そんなドリフトブームの影響で認知度が急上昇した自動車用パーツがあります。

それは使いやすさとスポーティーな見た目の「ディープコーンステアリング」です。



自分は10年以上前、とある雑誌でたまたま見かけたSPARCOのディープコーンステアリングに一目惚れして購入し、純正ではハンドルが遠かったドライビングポジションが劇的に改善されて、峠のワインディングでも安心して正確なハンドルさばきができるようになったのは、このディープコーンステアリングに交換してからです。

特に自分の愛車はパワーステアリングが無い「重ステ」なので、パワステ無しでもしっかりと力を入れて握れるディープコーンタイプのステアリングは重宝しました。

最近のクルマはパワーステアリング装備が常識になっていますが、例えハンドルが軽く回せるとしても、やはり正しいドライビングポジションはシートバックに背中をつけて、腕を真っ直ぐステアリング上部を握った時、少し肘が曲がる程度というのがベストです。 ノーマルのクルマは足でドライビングポジションを決めると必然的にステアリングが遠くなってしまうので、それを改善するためにディープコーンステアリングへの交換は有効です。

そんな理にかなったディープコーンステアリングですが、当時、その存在は一部の走り屋や本格的にラリーをやっている人くらいしか知らないマイナーな存在でした。momoやナルディなど、有名なステアリングメーカーでもそのラインナップは少なく、技術が進歩してパワステがレースカーにも採用されるようになってくると、「このままではロストテクノロジーとしてディープコーンステアリングはいずれ入手できなくなるのではないか・・・」と心配していたくらいです。

最近はエキサイティングなモーターショーとしてお台場などでも開催されて有名になった「D1グランプリ」のドリフトマシンが装着することで、戦闘的なルックスと実用性の高さからディープコーンステアリングが知られるようになると、老舗のステアリングメーカーがドリフト用として新作を発表したり、売れる商品へのアンテナが鋭い輸入業者などが海外に大量発注をかけて、高品質なものが安価で販売されるようになりました。

一時は絶版になるんじゃないかと勝手に危惧していた自分にとっては、まさかパワステ全盛の時代にディープコーンステアリングが売れ筋商品になっているとは想像もつかず、「時代は変わったなぁ・・・」としみじみ思った次第です。

昔は「本革ステアリング」は高級品で、緊張で手に汗をかいても適度に吸い込んでくれるし、しっとりとした肌触りが使い込むほどに手に馴染んで味が出る、走り屋御用達のアイテムでした。

しかし定期的にミンクオイルを塗って乾拭きしたりメンテナンスしないと劣化してボロボロになってしまうデメリットもあり、自分はお気に入りのステアリングを長く使うために大切にメンテナンスしながら使い続けていましたが、さすがに10年以上も使っているとどんなにメンテナンスをしていても本革の表面が経年劣化で部分的に剥がれてきてしまい、何か良いものは無いかと探したところ、海外製でも品質の高い製品が安価で販売されているのを発見しました。





表皮はさすがに本革とはいかず、コストの安い合成皮革であるPVC製となっていますが、逆に定期的なメンテナンスが不要になると考えるとこれはこれで良いのではないかと思います。レザーの素材が変わっただけで、ステアリングを固定する縫製も同じですし、質感とコストパフォーマンスは高いと思います。

早速、表皮がボロボロになってしまったSPARCOステアリングから交換するべく、楽天市場で一般的な社外ステアリングの35Φに比べて一回り小ぶりな33Φを購入しました。

今までが35Φだったのでどれくらい操作しづらいかと身構えていたのですが、実際に自分の愛車に装着してみたところ、意外なほど違和感もなく、これならば街乗りで気兼ねなく使えるサイズだと思いました。ほんの少しですが、外径が小さくなったことでハンドルの舵角とタイヤの切れ角の関係が変わり、レスポンスが良くなった気がしました。

昔は車検で社外ステアリングは35Φまでしか合格できず、それ以下の小径ステアリングは車検非対応だと言われていましたが、最近では純正でも小径ステアリングが採用される車種があったりして、自分の知らないうちにだいぶ合格、不合格のボーダーラインが緩和されていたようです。ネットでの情報を見ても、具体的に33Φだから駄目という訳ではなく、極端にメーターが見づらくなっていなければ検査官にも何も咎められることなく、小径ステアリングで堂々と車検を合格した事例も多いようです。

実際、自分の愛車に33Φのステアリングを装着してみましたが、35Φよりも一回り小さくなっただけではメーターが見づらくなったことも無いですし、言われなければこれが33Φステアリングだとも気づかないと思います。それだけ自然な装着感でした。

オフセットも70mmと深いですがスポークの肉厚があり強度もあるので、非常に安心感があります。以前、店頭で別メーカーの海外製ディープコーンステアリングを手にとって観察したことがありますが、スポークが肉薄で貧弱だわ、フェイクレザーの貼付けも接着剤が飛び出していたり、ステッチが浮いていてすぐに切れてしまいそうだったりと低品質だったので、一見、同じようなステアリングでも品質が玉石混交な為、ネットで購入する際はクチコミ評価などを良く調査したほうが良いと思います。

しかし予想以上にコストパフォーマンスの高い海外製のディープコーンステアリングでしたが、製品には問題が無かったものの、自分の愛車が重ステなのが影響し、33Φでは以前愛用していたSPARCOの35Φステアリングを使っていた時よりもハンドルの切り始めが一瞬重いのが気になり始め、結局、一般的な35Φのものに買い直してしまいました。

33Φでも今時のパワステ装着車両ならば全然問題ないと思うので、もしご自身のクルマに乗っていても、どうもドライビングポジションがしっくりこない、もう少しハンドルが近ければ自分の体格に合わせられるのに・・・とお悩みの方に、ディープコーンステアリングはオススメのアイテムです。




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DIY野郎 (ガトウ・ショコラ)

Author:DIY野郎 (ガトウ・ショコラ)
管理人は自宅で2匹のネコを飼っている猫好きの大男です。

愛車は20年近く大切に乗り続けているコンパクトカー、そして自動車保険のマイバイク特約で何台持っていてもクルマと同じ保障が受けられて維持費の安い125ccのバイクを3台所有しています。

125ccにハマる前に乗っていた「キムコ SUPER9s」については、自作加工やカスタマイズのネタが多い為に別ブログとして立ち上げました。興味があれば下にあるリンク集から覗いてみてください。

このブログでは日曜大工(Do It Yourself)やクルマの工作等についての情報をコツコツと不定期に発信していきます。

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