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脅威の切れ味!「超音波カッター」を入手!



前回の記事でお話したとおり、騒音クレームで一時は便利な電動工具を使えなくなるという危機をなんとか乗り越え、現在は日中に外で電動工具が使えるようになったとはいえ、最近は自分でも実感するくらい外での作業時間は減ったと思います。

もちろん以前はクルマのボンネットをFRPで自作した際は切断にディスクグラインダーを使わざるをえなかったり、研磨の為にランダムサンダーを使ったり、100V溶接機を入手した時は電動キックボードを改造するためにスチールフレームをカットしたり・・・といったヘビーなDIYをすることが少なくなったこともあります。

以前ならば鉄やFRPはともかく、プラスチックやアクリルの形状加工をするリューター等を使うには削りカスが周囲に飛び散るので外で作業していました。

しかし数年前にふとしたきっかけで知り、高価でしたが他に代わりが無い、あれば確実に作業効率がアップする唯一絶対なアイテムだと確信して入手した電動工具、それが「超音波カッター」でした。

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「超音波カッター」とは字のとおり、肉眼では振動しているのが確認できないくらいの一秒間に4万回の「超音波振動」で先端に取り付けたカッター刃を動かすことで、通常のカッターではなかなか切れない硬いプラスチックや木材などを「熱したナイフでバターを切る」かのようにとてもスムーズに綺麗な断面でカットすることが出来る新しい電動工具です。

安全面でも、カッターナイフは無理に切ろうとすると思いがけない怪我をすることがありますが、ほとんど力を入れなくても切れる超音波カッターは安全なだけじゃなく、握力の衰えた年配の方にも最適だと思います。



↑こちらのように業務用のものは30万円近くする高価な品物なので一般人には手が届かないものですが、自分が入手したものはホビー用として性能をダウンさせて価格を下げた「超音波小型カッター USW-334Plas」という品物です。通常バージョンは本体がグレーなのですが、自分が入手したのはガンダムファンには「3倍のスピード」を彷彿とさせる(?)特別なレッドバージョンです。しかし違うのは本体のカラーだけで、性能は通常版と全く同じなので「3倍速く切れる」訳では無いのであしからず。(笑)

↓ 本多電子製の超音波小型カッター「通常版」


↓ 自分も使っているプラスコム専用「赤い彗星ことシャ●専用カラー?」


メーカーはPlascom(プラスコム)で、この「USW-334Plas」というモデルは前モデルでは専用刃でなければ使えなかったのを、新聞の切り抜きやデザイン作業に昔から使われているデザインカッター用のNTカッターの替刃が使えることでランニングコストが改善された、ホビーユースにピッタリな小型の超音波カッターなのです。

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そもそもこの超音波カッターは「本多電子株式会社」というメーカーが業務用・ホビー用含めての製造元なので、自分の入手したプラスコムで販売される本体がレッドカラーのシャ●専用仕様や、他のショップでは迷彩カラーという遊び心あふれただけ仕様ではなく、自動車のLED加工パーツを販売するショップではロングブレード刃や本体の性能をチューニングした、より専門性に特化したモデルもあり、それだけ超音波カッターの性能と使いやすさを知ったユーザーから支持されている証拠だと思います。

↓ ユニークな「迷彩柄バージョンの超音波小型カッター」


↓ 自動車のライト類を加工しやすいよう専用の「ロングブレード」を標準装備したチューニングモデル


↓ 専用ロングブレード


自分は普段、カッターナイフの替刃にはホームセンターで見つけたOLFA社の特専黒刃「プロ用 超鋭角刃」という、通常のおろしたての替刃の切れ味さえ霞むくらい「危険なくらいの切れ味」の替刃を愛用しているのですが、その切れ味のカッターでさえプラスチックを切るのは苦手なのに、この超音波カッターは振動による熱で局所的にプラスチックを溶かしながら、かつデザインカッターの小回りの良さでペンで自由に線を描くようにどんどん切れてしまうのは衝撃的でしたね〜。

超音波振動で刃の摩擦抵抗を極限まで減らしてカットするという方式なので、基本的にカッターで切れない金属やガラスは切ることができません。木材やダンボールはプラスチックよりも軽く切れますが、カッター刃が非常に高温になるので、木材は切り口が熱で少し焦げるくらいです。

プラスチックならばプラモデルはもちろん、ガレージキットの加工でパテなどもサクサク切れますし、塩ビパイプも時間をかければ溶かしながら切断可能です。他にも電子基板のカットやフィルム、ゴム、発泡スチロールなどのカットも得意です。

メーカーではプラスチック系の素材(ABS,PET,PP,アクリル)などは基本的に3mm以下の切断を推奨していますが、あまり厚いプラスチックでは溶けた素材で刃先の振動が妨害されてしまうので、すぐに安全装置のサーモスタットが作動し、電源が強制的にカットされてしまいます。

基本的な作業時間は連続5分くらい使ったら休憩を入れて、本体の温度上昇を抑えつつ作業したほうが良いのですが、作業に夢中になるとつい時間を忘れて使用してしまうため、頻繁に電源が自動オフになってしまうのが難点です。しかし稼働時間の長い業務用は高価だし、「電源が切れたら冷めるまで休憩!」と、ホビー用と割り切った気持ちで使うのが一番良いのかもしれません。

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最近の自分はスクーターの樹脂パーツを改造したりクルマのヘッドライトを分解して加工する作業にハマっているせいか、夜でも無音で樹脂パーツがカットできる超音波カッターは本当に重宝しています。確かに樹脂パーツでも分厚い部分は屋外でディスクグラインダーでカットしなければなりませんが、今まではリューターを使って削り溶かしながら樹脂を加工していたレベルの作業が、樹脂の削りカスが散乱することもなく部屋でテレビを見ながらのんびりと作業できるのはイイですね〜。

安定した切れ味を保ち故障を防ぐには、マメなメンテナンスとカッター刃を固定するアルミ製の「刃固定金具」に付着したゴミを削り落としたり、定期的な交換が必要です。しかし、それらの煩わしさを差し引いてもやっぱり他の電動工具には無い便利さで、手に入れて良かったお気に入りの工具の一つとなっています。






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DIY野郎 (ガトウ・ショコラ)

Author:DIY野郎 (ガトウ・ショコラ)
管理人は自宅で2匹のネコを飼っている猫好きの大男です。

愛車は20年近く大切に乗り続けているコンパクトカー、そして自動車保険のマイバイク特約で何台持っていてもクルマと同じ保障が受けられて維持費の安い125ccのバイクを3台所有しています。

125ccにハマる前に乗っていた「キムコ SUPER9s」については、自作加工やカスタマイズのネタが多い為に別ブログとして立ち上げました。興味があれば下にあるリンク集から覗いてみてください。

このブログでは日曜大工(Do It Yourself)やクルマの工作等についての情報をコツコツと不定期に発信していきます。

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